シミの漂白剤、
シミの消しゴム、
と表現されるほど美白効果の高いのが「ハイドロキノンクリーム」。
ハイドロキノンという成分は、
実はイチゴ類、麦芽、コーヒー、紅茶など
天然にも存在する成分です。
還元作用があり、
かつて写真の現像に使わており、
現像作業をおこなっていた人の
肌が白くなったことから、
美白の作用があることが発見されたという、
意外な一面を持つ美白成分です。
驚きですよね。
美白効果はどのくらい?
美白効果の大きく、
一般的に美白化粧品に配合されている、
ビタミンC、
アルブチン、
コウジ酸などに比べて、
美白効果が非常に高く、
10~100倍効果的と言われています。
さらにハイドロキノンの特長として言えるのは、
これからできるシミを予防する成分だけでなく、
今あるシミに対しても、
効果を発揮してくれるという点にあります。
このような点において、
シミに悩む女性たちから強い支持を受けている
美白成分です。
ハイドロキノンが配合される化粧品
ハイドロキノンが配合されている市販の美白化粧品は、
主に通販化粧品を主として販売されており、
手軽に手に入ることができます。
また、
「皮膚科」
「美容皮膚科」
「美容外科」
で処方してもらうこともできます。
市販されているものと、
皮膚科医院で出されるものの大きな違いは、
ハイドロキノンは、
2%を超えたら医師の処方が必要となる。
という決まりがあるため、
濃度の高いものは皮膚科で処方されるという点です。
処方してもらう際の注意点は?
クリニックで出してもらう場合、
「美容目的」で処方してもらうため、
保険適用外の自由診療となります。
保険がきかないので、
ある程度良いお値段がするということですね。
クリニックによっては、
院内で調合しているところ、
メーカー品を出しているところなど、
ひとくちにハイドロキノンクリームといっても
さまざまです。
ですので、料金もさまざま。
一般的に皮膚科で処方されるものの価格は、
5gで2,000~3,000円程度です。
同じ量でも、
倍以上の価格で処方しているところもあり、
内容と金額は事前によく調査して、
納得のいくものを使いたいものです。
市販の化粧品と違い、
クリームを処方してもらうための
診察料金も併せてかかりますよね。
皮膚科で処方してもらう場合、
そういった点に注意が必要です。
市販、
皮膚科での処方と
それぞれメリットデメリットがあるので、
どちらが自分に合っているか吟味したいものです。